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黄色染料を補色成分とした活用事例

工業用着色材【開発品】
補色

1.黄色染料添加による黒色の色相調整について

黒色染料にOPTIMA® YELLOW 6101(以下、「黄色染料」と記す。)を添加すると、色相や彩度がどのように変化するかをLab表色系を用いて評価しました。


2.評価方法

光源(D65)、視野(10°)、正反射光を含む条件(SCI)にて、黒色染料単体、および黄色染料を3%・5%添加したサンプルの色を測定しました。測定値はL*(明度)、a*(赤緑方向)、b*(黄青方向)の3軸で表されます。


3.Labグラフ


・上記左のグラフ L*:明度を表し、上に行くほど明るく、下に行くほど暗い色になります。

・右のグラフ  a*  b*:色相と彩度を表す色度図です。横軸のa*は右にいくほど赤み、左にいくほど緑みが強くなります。縦軸のb*は上にいくほど黄み、下にいくほど青みが強くなります。中心(0,0)に近いほど無彩色(グレー)に近づきます。


4.測定結果



黄色染料の添加量を増やすほど、a* b*の値がともに0に近づき、彩度が下がって色味がよりニュートラルな黒(無彩色)に近づくことが確認できました。一方でL*は添加量とともにわずかに低下し、色がわずかに暗くなる傾向が見られました。

この結果から、黄色染料をわずかに添加することで、黒色の色相バランスを調整し、より深みのある落ち着いた黒色を得られることが分かります。



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